こんにちわ、リョウスケです。
今回は、パソコンのOS「Windows」や「Word」や「Excel」などのOffice製品などのICT製品を開発・販売している「マイクロソフト(MSFT)」が2020年度第2・四半期(10月~12月)の決算を発表しましたので考察してみたいと思います。
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マイクロソフトの今期の決算は良かったです。
今期のマイクロソフトの売上高は369億600万ドル(前年度比+13.6%)の増収となりました。アナリスト予想の357億ドルを上回っています。
そして、純利益は116億4900万ドル(前年度比+38.3%)の増益となりました。また、特別項目を除く1株利益は1.51ドルとなり、アナリスト予想の1.37ドルを上回りました。
このように、今季のマイクロソフトの決算も増収増益を実現し、アナリスト予想を上回る結果となりましたので、好決算といっても良いでしょう。
続いて、マイクロソフトの決算を事業別に見てみたいと思います。
以下は、今回発表された決算データの一部を抜粋したものです。
◆マイクロソフトの事業別売上(2020年10月~12月期)
マイクロソフトは、大きく分けて、「Productivity and Business Processes」「Intelligent Cloud」「More Personal Computing」の3つの事業で構成されています。
「Productivity and Business Processes」は、「Office」製品や、「Dynamics CRM Online」の開発・販売を行っています。
こちらの部門は118億2600万ドル(前年度比+19%)の増収となりました。
「Intelligent Cloud」は、「Windows Server」「SQL Server」「System Center」「Azure」「Enterprise Services」などのパブリック、プライベート、ハイブリッドのサーバ製品の開発・販売を行っています。
こちらの部門は118億6900万ドル(前年度比+27%)の増収となりました。
この事業には、世界的に需要が高まっているクラウドコンピューティングサービス「Azure」はが含まれており、前年度比+62%増収となっています。
「More Personal Computing」は、「Windows」OSのライセンス収入、「Surface」や携帯端末などのデバイス類、「Xbox」などのゲーミング製品、開発を行っています。
こちらの部門は132億1100万ドル(前年度+2%)の増収となっています。
このように3つの事業全てで、増収を実現しています。
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今期の決算もある意味予想通り、増収増益を実現しアナリスト予想を上回る高決算を発表しました。
はっきり言って、現在はこのマイクロソフトを保有しているか、していないかでパフォーマンスが変わってくると言っても過言ではありません(ちょっと言いすぎか・・・)。
マイクロソフトが提供している製品やサービスは私達の生活には必需品となっており、近い将来このビジネスが陳腐化する可能性は低いと思います。ある意味、新しい「生活必需品」の分野と言えるかもしれませんね。
そして、今後人工知能やIoTなどの技術が私たちの生活を変革していくことを考えると、まだまだマイクロソフトには伸び代があるようにも感じます。もしも、現在「株式投資をしたくても何を買えば良いのか分からない。」というのであれば、インデックスかこのマイクロソフトで良いように思えます。
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