こんにちわ、リョウスケです。
2019年は投資家にとって非常に有益な一年でした。米中貿易戦争はそれなりに過熱しましたが、将来への期待感からか、世界の株式市場はおおきく上昇しました。
中でも世界第一位の経済大国である米国と第三位の日本の株式市場は大きく上昇し、日本の個人投資家の中でも大きな利益を出した人は多いのではないでしょうか?
そして、2020年は米国大統領選挙による様々な施策が提示される時期なので株高を期待していた方も多いかと思います。
ただ、残念なことに2020年は大きな世界的に大問題が起こってしまいました。それが新型コロナウイルスショックです。
もはや語るまでもありませんが、新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、イベントが中止されたり旅行などの人の往来が無くなった結果、急速に景気が悪化しています。
その為、株価が大きく下落しております。
以下は年初来のS&P500指数と日本の日経平均株価のチャートです。
◆年初来のS&P500指数のチャート
すごい勢いで下がって行っているのが分かりますよね。
年初来のパフォーマンスは日経平均株価が-19.75%、S&P500指数が-15.3%下がっています。ここまで下がると暴落といっても良いかもしれませんね。
ちなみにチャートを見てみると、日経平均株価とS&P500指数は同じような値動きをしているのですが、毎回日経平均株価の方が大きく下げる傾向があり、逆に株価上昇時にはS&P500指数の方が大きく上昇します。
そう考えると、日本株式市場と米国株式市場のどちらに投資すれば良いのか分かりますよね。
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このように2020年に入ってから、新型コロナウイルスが世界中で感染が広がったことによって、世界中の株式市場が大きく低迷しているわけですが、今後の展望については誰にもわかりません。
おそらくコロナウイルスのワクチンができるタイミング次第で少し上昇し、その後はそれまでの経済の打撃具合で変わってくるかと思います。もしかすると、すぐに経済が復活するかもしれませんし、長い不況の時代が訪れるかもしれません。
しかし、そんな調整局面が訪れても、このことだけは忘れてはいけません。
「必ずいつかは経済は復活する」ということを。
これまでも、株式市場には大きな調整局面が数多く訪れました。
大昔には、「世界恐慌」がありましたが、この時の市場平均は、90%近く下落しました。直近では、「ドット・コム・バブルの崩壊」や「リーマンショック」などが起こりましたが、この時は、どちらも-50%前後株価が下落しています。
資産の半分以上が、なくなるという恐怖は、想像を絶しますよ。
まあ、運用額が小さければ、まだマシかもしれませんが、5000万円とか1億円とかまで運用資産が上昇していると、「恐怖」という言葉すら生ぬるいかもしれませんね。
ただ、歴史を振り返ると、米国の株式市場は、そんな暴落を乗り越えて成長を続けております。
そして、こういった「ドット・コム・バブルの崩壊」や「リーマンショック」が起こった後、積立投資をし続けたケースと、暴落が起こらずに積立投資をしたケースを比較すると、資産形成に大きな「差」が出てきます。
当たり前ですよね、株価が大きく下落した時に仕込んでいると、暴落前よりも株価が高くなっているわけですから。
実際、現在、株式投資で資産を形成している方は、リーマンショックなどの相場で、たくさんの資金を仕込んだ人が多いと思います。
実は、私もそうです。
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暴落相場では、投資している企業が倒産したり、上場廃止したり、たくさんのマイナス要素がありましたが、それでも、資産を大きく拡大できたわけです。
それだけ、暴落局面の際に、資金を投入するというのは、資産を拡大するチャンスが大きいんですよね。
ただ、暴落局面で多くの悪材料が出ている中、資産を投入することは非常に難しいです。ここ最近でも、ちょっとした調整局面がありましたが、この時のことを思い出してください。
たかが、-10%程度の下落ですら、資産の投入をためらった人は、さらにとんでもない暴落局面で資産投入を実行することはできません。
でも、それが普通なんですよ。そういう時は、2017年や2019年のように、誰でも儲かるような相場でのみ株式投資をやるのも良いと思いますけどね。もちろん、利益の幅は限られますが、大損はぶっこきませんからね。
暴落局面で投資するのは、将来的に、投資する国、企業が、経済的に拡大することを信じれる人に限られます。
そういう意識を持っている人でないと、減り続ける資産にメンタルが持ちませんからね。
そして、そういう人は、リスクを背負っている分、成功した際には大きな利益を得ることができるわけです。皆さんはどちらの部類に入りますか?
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