こんにちは、リョウスケです。
フランスの経済学者「トマ・ピケティ」は、「資産運用による利益が、所得の伸びを上回れば、資産を持つ人と持たずに働く人の格差は広がり続ける。」と主張し、不等式「r > g」で表しました。
「r」は「リターン」の意味で、「資産運用で得られる利益率」のことです。「g」は「グロース」の意味で、「働いて得る所得の伸び率」のことです。
トマ・ピケティは働いて得る所得の伸び率よりも資産運用の利益率の方が、長期的には高いと主張しているわけです。
何が言いたいかというと資産形成を行うためには株式投資をはじめとした資産運用を行うのが最も最適だということです。
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ちなみに、米国を代表する指数である「S&P500」は過去40年間の平均年間利回りは8%を超えています。これはドットコムバブルの崩壊やリーマンショックのような暴落が訪れた際には50%前後の下落があったにも関わらず、40年間という長期でみると、年間利回りは8%を超えているわけです。
この「8%」という数値は驚異的な数値で、資産の最大化に大きな影響を及ぼします。
まあ、今後は米国の成長力も鈍化する可能性が高いので、今後「8%」も成長するかというと少し疑問ですが、仮に「6%」の成長であっても、大きく資産を高めることができます。
例えば、毎年100万円ずつ貯金するAさんと、毎年100万円ずつ、S&P500指数と連動するETF投資して、年間利回り6%で運用するBさんは、それぞれ以下のように資産が推移していきます。
◆100万円ずつ「貯蓄」と「投資」した時の資産額の推移
仮に30年間続けるとすると、30年後には、Aさんが3000万円の貯蓄、Bさんは8000万円の資産を手に入れることができます。
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同じ額を積み立てているのに、なんと5000万円の格差が発生するわけです。
とんでもない金額ですよね。
また、毎年220万円ずつ貯金するAさんと、毎年100万円積み立て投資するBさん、つまり貯蓄額の方が圧倒的に多い場合ではどうなるのか見てみたいと思います。
◆毎月220万円ずつ貯金するAさんと、毎月100万円ずつ積立投資するBさんの資産推移
先程同様、30年間続けるとすると、Aさんは6600万円貯蓄することができ、Bさんは8347万円の資産を手に入れることができます。
Aさんは、Bさんの倍以上の金額を、毎年貯金しているのに、30年後には、Bさんの資産の方が多いのです。
これが、「複利」の恩恵を受けた長期投資の力です。まさにお金に働いてもらうことで、大きな資産を手に入れることが、出来るわけです。
今の日本には少子高齢化問題や政府の債務問題、国際競争力の低下など、大きな問題を山のように抱えていて、これらの問題を抜本的に解決する方法は見つかっておりません。
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おそらくこのままだと、日本の未来は悲観的なものとなってしまい、多くの新しい貧困層が生まれてしまいますが、このような状況を座して待つよりも、ジタバタあがいて富裕層になることは難しくても、せめて不自由なく平凡な毎日を送るだけの資産は保有しておきたいものです。
そのためにはできるだけ早い段階から株式投資などの「資産運用」で、準備しておく必要があります。
今回ご紹介させていただいた「S&P500」指数のような「インデックス」に投資する方法は、経済や金融について知識を保有をしていなくても出来るやり方ですし、上記のとおり「やる」「やらない」で大きな格差が生まれるということもお分かりいただけたかと思います。
「株式」は、リスク資産になるので、必ずしも元本が保障されるものではありません。
しかし、何もしなければ、悲惨な将来を迎える可能性(あくまでも可能性ね)が有る限り、何もしない方が、リスクが高いように思えます。
将来、格差社会の底辺で、悲惨な思いをしないためにも、「株式投資」は、非常にオススメですし、中でも、過去のパフォーマンスが素高く、未来も期待のできる「米国株」は、オススメですよ。
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