リョウスケが米国株で億万長者を目指す

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グロース株とバリュー株のメリット、デメリットとは?どちらの手法が優れているか?

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 こんにちわ、リョウスケです。

 

世界中がコロナ禍に見舞われている中、株式市場はそれなりに好調を維持しています。コレを牽引しているのが米国を中心としたハイテク企業です。

 

特にここ10年はICT技術によるイノベーションが勃興し、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンといった通称「GAFA」と呼ばれる企業や、マイクロソフト、ネットフリックなどのICT関連企業の株価が上がっていますよね。

 

そう考えると企業の価値に対して割安となっている企業に投資する「バリュー株投資」よりも、企業の成長性に期待する「グロース株」に投資した方がパフォーマンスが良いようです。

 

以下は、グロース株で構成されている「バンガード・米国グロースETF(VUG)」とバリュー株で構成されている「バンガード・米国バリューETF(VTV)」の騰落率を表したグラフです。

リーマンショックが起こる直前の2008年から現在までを表しています。

 

◆グロース株とバリュー株の騰落率(2008年1月~現在)

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S&P500のパフォーマンスは「+164.71%」ですが、グロース株が「+309.12%」、バリュー株が「+83.17%」となっています。

 

このように革新を起こし続けているGAFAなどのICT企業を擁したグロース株は、好調に推移しているのに対して、バリュー株は市場平均と比べても低調に推移しています。

 

グロース株のメリット・デメリット

 

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このようにリーマンショック後のパフォーマンスは圧倒的にグロース株の方が良いわけですが、だからといってグロース株投資の方が優れた投資法で、バリュー株投資の方が劣っているというわけではありません。

 

確かに直近10年間は、グロース株の方が好調でしたが、その前の10年はバリュー株の方が好調でしたからね。

 

その為、それぞれの投資法のメリットとデメリットを考えた上で、自分自身に適した投資法は何なのかということをしっかりと認識した上で投資することが大事だと考えています。

 

例えば、私なりに考えたグロース株のメリットとデメリットは以下のとおりです。

 

◆グロース株のメリット

 ・株価が上昇局面では非常に強いパフォーマンスを発揮する。

 ・成長性を期待する銘柄なので財務諸表を細かくチェックする必要はない。

 

◆グロース株のデメリット

 ・常に期待値が高く割高になっているので、悪決算や悪材料が出た時に大暴落する。

 ・長期保有には不向きな為、株価を定期的にチェックする必要があるので、精神的負荷が大きい。

 

この他にも色々あると思いますが、グロース株は良くも悪くもボラティリティ(値幅変動)が高い点を注意すべきだと思います。

 

最悪の場合、以下のような取引を行ってしまい、大損失を抱えてしまうことになりかねません。

 

悪材料が出て株価が下がる

→この銘柄は大丈夫!絶対にいつか上がる!

→まだ下がる

→ああああっダメだ・・・撤退ーっ!撤退ーっ!

→大損失確定

 

ちなみに私が投資を始めた頃は小型グロース株に投資していましたが、上記のようなことになってしまい大損失を抱えてしまいました。

グロース株はリアルタイムの情報をきちんと得ておく必要があるので、このあたりが投資の醍醐味であると同時に難しい点だと思います。

 

バリュー株のメリット・デメリット

 

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続いて、「バリュー株」のメリットとデメリットをまとめます。

 

◆バリュー株のメリット

 ・元々、割安となっているため、それ以上下がるリスクが少ない。

 ・基本的に誰にも注目されていない間に購入し、上がるのをひたすら待つので、長期保有に適しており、随時株価のチェックを行う必要がない。

 

◆バリュー株のデメリット

 ・バリュー株の銘柄選定は難しく、センスが必要。

 ・銘柄選定に失敗した際は、永遠に低迷したまま。

 ・上昇相場では、パフォーマンスが落ちることが多い。

 

バリュー株は、良くも悪くも長期投資に向いており、配当をもらいながら、ひたすら上がるのを待ち続けることができます。

 

また、「上がるまで待つ!」というのが基本戦略となるため、毎日株価のチェックをする必要性がなく、のんびり資産形成をしたい人に向いていると思います。

 

ただ、「バリューになっている」と判断する基準が曖昧で難しく、銘柄選定を間違ってしまうと永遠に上がらないという結果になります。このあたりのリスクをどのように許容するのかが大事になってくると思いますね。 

 

まあ、これらが、私が考える「グロース株」と「バリュー株」のメリットとデメリットですが、前述したとおりこれらの投資法は対局に位置づけられているものですが、どちらかの方が優れているというわけではありません。

 

自分に適した投資法は何なのか、考えて投資する銘柄を選択すれば良いと思いますよ。

 

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