こんにちわ、リョウスケです。
私も40歳を過ぎており、人生の半分を経過しました。周りの人を見回しても、私同様に時間を過ぎ去っているので年齢も増えていっています。
そして、年齢が増えると悩み事も変わっており、なかには深刻化している人も多いです。
例えば両親が高齢化したことに伴う「介護離職問題」です。
これは家族や親族の介護をするために会社を辞めることで、総務省の発表によると毎年10万人前後の人が介護のために離職せざるを得ない状況となっており、すでに社会問題化しています。
親族や家族の介護が深刻化すると、24時間対応になり、働きながら介護をするというのは非常に難しくなるので、離職して介護に専念するという選択肢を選ばざるを得ないんでしょうね。
また、仮に介護離職した後に要介護者の様態が良くなったり、施設に預けることができるようになったなど、常時介護が不要になったため、就職しようとしてもなかなか難しいようです。
総務省の調査によると、就職活動を始めた介護離職者のうち、就職することができたのは43%で、そのうち「正社員」になれたのは20%程度にすぎませんでした。
つまり、難しい選択の中で「介護離職」を選んだ人は、介護という極限の生活を乗り越えた後も厳しい現実が待っている、というわけです。
この問題は誰にでも起こりうることで、事前に対策することは難しいことですが、「介護離職」を一度してしまうと元の生活に簡単に戻れることはできないということを知っておくべきです。
家族や親族と協力して対応できるようにしたり、役所などには相談できる窓口もあります。また、最近は介護サービスも多様化してきていますので、自分の状況に適したサービスも見つかるかもしれませんので、自分一人ですべてを抱えるのではなく、色んな人に相談しながら、とにかく「介護離職」は最後の選択肢にするべきです。
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このように「介護離職」はできるだけ避けた方が良いわけですが、世の中には要介護側が家族に介護離職をお願いして、その後復調した際にはその後の生活に不満に感じる人もいるようです。
今回は夫の介護が費用になったので息子に介護離職してもらった人の一例をご紹介したいと思います。
夫に介護が必要となり、遠方で勤めていた息子を呼び寄せました。
ブラック企業的な職場にへきえきしていたせいもあり、すんなり故郷へ戻ってきたのですが、無口で無表情、愛想もなければ、親に感謝の気持ちがありません。
夫の容体も一段落し、息子にはまた仕事に就いてほしいと言っても、嫌々ハローワークに行く始末。 正直経済的に不自由ではありませんが、30代のいい若いもんがほとんど家の自室に閉じこもってゲームをしているのが納得いきません。
大学進学から故郷へ戻るまでは知りませんが、彼女どころか家に連れてくるような友達もいたためしがありません。孤独ゆえか自己管理はしっかりしていますが、親に愛情を示すようなこともありません。
家に息子が居れば三食用意する必要があり、洗濯も相当の量です。家の仕事をやるようにと言っても嫌々ながら、すぐ終わってゲームに夢中です。
早く仕事が決まればと気をもんでいますが、本人は無職でも平気のようです。跡取りなのでそっくり相続すれば済むと、気楽に思っているのでしょうか。
結婚も難しい気がします。こんな男の嫁になろうという女性はまずいないでしょう。夫はなるようにしかならないと気弱になるばかり。今私は息子のことで頭がいっぱいです。
遠方で働いていた息子に夫の介護をしてもらうため「介護離職」してもらったものの、夫の容体が回復すると、自宅でゲームしている息子に不満を感じている女性の話です。
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私の両親も70歳を超えていますので「介護離職」は十分ありうる話だと考えています。
そして、一度介護離職してしまうと、現在のような会社での立場や仕事内容、人間関係などと同等のものを手に入れるのは難しいでしょう。
今の職場は色々な不満はあるものの、それなりに恵まれていますし職場の仲間とも良い関係性を維持しているので、これを捨て去るのは非常に辛いです。それでも、実の両親の介護が必要になれば、介護離職もやむをえません。
断腸の思いで会社を辞めることになるになるでしょうね。
上記記事で介護離職した息子さんがどのような気持ちで介護離職したのかは分かりませんが、遠方で働いていて父の介護のために会社を辞めて実家に戻るという行動はなかなかできるものではありません。
どうしても息子目線になってしまいますが、母親から依頼されて苦渋の決断で「介護離職」して、父が復調したら不満をぶちまけられたら嫌ですね。
自分の権利ばかり主張してんじゃねえよ、と喧嘩になりますよ。
私からすると今の高齢者たちは非常に恵まれています。
私たちが高齢者になった際には年金、保険、介護・・・あらゆる社会保障制度が現状より悪くなっているでしょう。
一方で、今の高齢者たちの言い分はひどいものです。
「俺たちが動けなくなったら面倒を見ろ!」
「これからは高齢者たちの時代だ!町を高齢者向けに変えろ!もちろん店舗もだ!」
「電車やバスは高齢者を優先しろ!」
「もっと俺たちを敬え!」
「税金を上げて高齢者対策をしろ!でも福祉は削減するな!」
「なんで若者たちは結婚しないんだ?俺たちの面倒を見るためにもっと子供を生め!」
「お前ら元気ないな!ホントお前らはどうしようもないわ!俺たちが若いころは・・・。」
こんな感じですかね、ちょっと悪意があるかもしれませんが・・・。
世の中には「当たり前」のことなんて何もありませんからね。人から親切にしてもらったり、助けてもらうというのも当たり前ではありません。
お前ら高齢者たちが今も生きていられるのは俺たちのおかげということを忘れるな。
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