こんにちわ、リョウスケです。
日本は第二次世界大戦でアメリカをはじめとした連合国軍に敗北し、日本全土は焼け野原となってしまいました。
しかし、持ち前の勤勉さで急速に発展し、その様は「東洋の奇跡」と揶揄されるほどでした。
一時は経済において世界一位のアメリカに肉薄するほどでしたからね。
これってよくよく考えるとすごいと思うんですよね。
江戸時代200年以上鎖国で海外から孤立していたにも関わらず、たった数十年で世界に喧嘩を売るほど力を持ち、その後敗北してしまいますが、焼け野原の中から復興して世界で有数の経済大国にまで成長したわけですからね。
<sponsored link>
このように日本は世界有数の経済大国に成長したわけですが、1990年代前半のバブル期をピークに低迷しています。国際的地位も低下し、経済規模でも中国に追い抜かれ今では倍以上の差がつくほどです。
このような現状の中、政治経済の専門家の中には、日本は既に「後進国」という人もいます。以下の記事をご参照ください。
このところ日本社会が急速に貧しくなっていることは、多くの人が自覚しているはずだが、一連の状況はすべて数字に反映されている。
日本の労働生産性は先進各国で最下位(日本生産性本部)となっており、世界競争力ランキングは30位と1997年以降では最低となっている。
平均賃金はOECD加盟35カ国中18位でしかなく、相対的貧困率は38カ国中27位、教育に対する公的支出のGDP比は43カ国中40位、年金の所得代替率は50カ国中41位、障害者への公的支出のGDP費は37カ国中32位、失業に対する公的支出のGDP比は34カ国中31位(いずれもOECD)など、これでもかというくらいひどい有様だ。
日本はかつて豊かな国だったが、近年は競争力の低下や人口減少によって経済力が低下しているというのが一般的なイメージかもしれない。だが、現実は違う。
先ほど、日本の労働生産性は先進各国で最下位であると述べたが、実はこの順位は50年間ほとんど変わっていない。日本経済がバブル化した1980年代には、各国との生産性の差が多少縮まったものの、基本的な状況に変化はなく、ずっと前から日本の生産性は低いままだ。
1人あたりのGDP(国内総生産)が世界2位になったこともあるが、それはほんの一瞬に過ぎない。
◆輸出大国は過大評価
日本が輸出大国であるという話も、過大評価されている面がある。
2017年における世界輸出に占める日本のシェアは3.8%しかなく、1位の中国(10.6%)、2位の米国(10.2%)、3位のドイツ(7.7%)と比較するとかなり小さい。中国は今や世界の工場なので、輸出シェアが大きいのは当然かもしれないが、実は米国も輸出大国であることが分かる。
驚くべきなのはドイツで、GDPの大きさが日本より2割小さいにもかかわらず、輸出の絶対量が日本の2倍以上もある。
◆ 日本は「かつて豊かだった」のではない
ドイツは過去40年間、輸出における世界シェアをほぼ同じ水準でキープしているが、日本はそうではない。
1960年代における日本の輸出シェアはかなり低く、まだ「安かろう悪かろう」のイメージを引きずっていた。1970年代からシェアの上昇が始まり、1980年代には一時、ドイツに肉薄したものの、その後は一貫してシェアを落とし続けている。
日本は1960年代までは敗戦の影響を色濃く残しており、社会は本当に貧しかった。しかしオイルショックを経て、70年代の後半から日本は徐々に豊かになり、バブル期には一時、欧米各国に近づくかに見えたが、そこが日本のピークであった。
日本は「昔、豊かだったが、今、貧しくなった」のではなく、日本はもともと貧しく、80年代に豊かになりかかったものの「再び貧しい時代に戻りつつある」というのが正しい認識といってよいだろう。(引用)https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200103-00010000-newsweek-int
日本が貧しくなっているという記事です。
<sponsored link>
確かに近年は世界的に見ても日本の国際的地位は低下しているように感じますし、上記記事以外でも、貯蓄ゼロ世帯の増加や平均年収の低下、経済格差の増大が「数値」として証明されています。
そしてこの手の話になった時に必ず出てくるのは、
「国が悪い。」
「社会が悪い。」
「政府が悪い。」
「菅政権が悪い。」
「会社が悪い。」
という言葉です。
これって違和感ありませんか?
私は「一番悪いのはお前だろ!」って思いますけどね。
確かに数値で見ても貧困世帯が増えていますし、格差が増大していることはわかります。でも、「あなた自身はしっかりと努力しているんですか?」って小一時間問い詰めたいです。
なぜなら、私も就職氷河期の世代でまともな仕事がありませんでしたし、増税や社会保険料増加の被害に遭っていますし、なによりも私は要領が悪くて仕事の出来が非常に悪かったですが、それでもそれなりの収入がありますし、資産総額も同世代の平均を大きく上回っています。
結局は自分自身と社会の現状を把握し、しっかりと対策をし続けたから今の私があると思います。
これが私と貧しい人たちの「差」だと思いますし、言い換えると私も一歩間違えていれば貧困世帯の仲間入りをしていたのかもしれません。
今、貧しい生活をしていて「菅が悪い!」とか言っている人は一度冷静に考えて、自分に落ち度がないかしっかりと考えてみるべきだと思います。
結局は、悪口を言って他人のせいにしていても、あなたの人生なんて誰も助けてくれないし、自ら努力して現状を打破するしかありません。文句を言っているだけでは何も解決しないことをしっかり認識すべきですよ。
▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。
<sponsored link>