こんにちわ、リョウスケです。
株式投資をやっている人の中には「ソッコーで儲けて、ソッコーで億万長者になりたい。」っていう人が多いです。
まあ、気持ちは分かりますが大きいリターンを求めると、大きなリスクを背負うことになるということを忘れてはいけません。
もちろん、「ハイリスクハイリターン」でも、うまくやってお金持ちになれる人もいらっしゃいますので、一概に否定することはできませんが、やっぱり「資産運用」の王道は、ゆっくりとコツコツ資産を増やしていくことが、結局は最も近道のような気がします。
「急がば回れ」とも言いますからね。
数年前「仮想通貨」が流行っており、テレビや新聞、雑誌などあらゆるメディアで取り上げられていました。
そして、とんでもないスピードで、レートが高くなっているのを見て、自分もお金持ちになれると思って、大金を投入された方もいたようです。
しかし、そういった方は、今、このことを身を持って思い知っているところでしょうね。
こういった方々にならないためにも、自分自身は気を引き締めて資産運用を行うべきだと思います。
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さて、数年前のことですが、米国の著名投資家である「ウォーレン・バフェット」氏が、「ダウ工業平均は、100年後には100万ドルになる。」と発言しました。
一代で、とてつもない資産を、株式投資で築き上げた彼が言うと、本当に起こり得そうに思えます。
発言当時のダウ工業平均は、2万2千ドルだったので、50倍近く上昇しなくてはいけませんが、私たち投資家が、意識するのは、本当に100年後に100万ドルになる、ということではなくて、バフェットは、100年後も、米国は、成長し続けるということに注目したほうがいいと思います。
いくら投資の神様、オマハの賢人と讃えられた「ウォーレン・バフェット」といえども、100年後の株価なんて分からないでしょうから。
さて、話は変わりますが、少し前のことですが、マネックス証券のアナリストが「日経平均は100万円になる!」と発言しました。
これは、米国経済と深い相関関係のある日本経済が、ダウ工業平均が100万ドルになるのであれば、日経平均も100万円になるとのことです。
うーーん?
いや、いや、無理とまでは言いませんが、限りなく可能性が低いように思えますね。
だって、今後100年の日本とアメリカでは、全然潜在能力が違いますし、その論法で言うと、日本の株価もかつてと比べると、バブル期の最高値を超えて、今頃日本市場はウハウハになっていることでしょう。
アメリカは人口増加国、そして、日本は、やばいくらいの勢いで、少子高齢化が進んでいる衰退国家であることも気になります。
私は、経済学者でもなければ、アナリストでもないので、将来のことなんて分かりませんが、個人的な意見としては、これからさらに「差」が大きくなるんじゃないかな、って思います。
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まあ、アナリストの方々も、結構いい加減なことをいいますからね。
実は、私が日本株を運用していた頃、ライブドアショックやリーマンショックが起こる前は、すごい勢いで「株価」が上昇していたんですよ。
当時は、様々なメディアで「株式投資」が取り上げられており、多くのアナリストや経済学者達が「これからも株価は上昇する!日経平均も3万円を突破する!日本は復活だ!」みたいなことを言っておりました。
そして、愚かな私もその意見を賛同して、強気に攻めたんですけど、結果は大損失でした。ご存知のとおり、リーマンショックを発端とした下落相場が始まりましたからね。
もちろん、アナリストの方々は専門家ですので、正しいことを言っている場合もありますが、仮に間違った事を言っても、何の責任もとってくれません(当たり前だけど)。
自分自身の大事なお金を投資するのであれば、自分で勉強して、自分で考えて、自分で行動して、自分で責任を取らなくてはいけません。
アナリストの意見、そして私たちのようなブロガーの意見も、あくまで参考程度に捉えておくべきだと思いますよ。
株式投資は、「自己責任」ですからね。
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