こんにちわ、リョウスケです。
2022年に入ってからは株式市場も凄惨なものになっていますね。
以下は年初来のS&P500指数と日本の日経平均株価のチャートです。
◆年初来のS&P500指数のチャート
上記グラフによると、現在の市場平均(S&P500指数)は、年初来で、-18.2%となっておりますが、日経平均株価は、-7.6%となっております。
このように2022年に入ってからは日本株式市場の方が良いパフォーマンスとなっています。
このような状況から米国株式市場がすでにリセッションしているのではないか、と考える経済評論家も現れていますね。
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将来の市場がどうなるのか、なんて、経済評論家でも、アナリストでもない私には、絶対に当たる未来予想なんてできませんが、上昇局面が永遠に続くことがありえませんので、現在のような調整局面が出てくるのも仕方がない事なんですよね。
上昇局面の際には、忘れがちになってしまいますが、調整局面が訪れると、株価の下落とともに、自分自身の資産価値が下がります。
そして、様々な悪材料が出てくるので、メンタルに大きな負荷がかかり、終わりの見えない下落というのは、本当に辛くて、追加の投資がためらわれてしまいます。
ですので、調整局面というのは、誰しも訪れて欲しくないものですよね。
しかし、そんな調整局面が訪れても、このことだけは忘れてはいけません。
「調整局面は資産を増やすチャンス!」であることを。
これまでも、株式市場には大きな調整局面が数多く訪れました。
大昔には、「世界恐慌」がありましたが、この時の市場平均は、90%近く下落しました。直近では、「ドット・コム・バブルの崩壊」や「リーマンショック」などが起こりましたが、この時は、どちらも-50%前後株価が下落しています。
資産の半分以上が、なくなるという恐怖は、想像を絶しますよ。
まあ、運用額が小さければ、まだマシかもしれませんが、5000万円とか1億円とかまで運用資産が上昇していると、「恐怖」という言葉すら生ぬるいかもしれませんね。
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ただ、歴史を振り返ると、米国の株式市場は、そんな暴落を乗り越えて成長を続けております。
そして、こういった「ドット・コム・バブルの崩壊」や「リーマンショック」が起こった後、積立投資をし続けたケースと、暴落が起こらずに積立投資をしたケースを比較すると、資産形成に大きな「差」が出てきます。
当たり前ですよね、株価が大きく下落した時に仕込んでいると、暴落前よりも株価が高くなっているわけですから。
実際、現在、株式投資で資産を形成している方は、リーマンショックなどの相場で、たくさんの資金を仕込んだ人が多いと思います。
実は、私もそうです。
暴落相場では、投資している企業が倒産したり、上場廃止したり、たくさんのマイナス要素がありましたが、それでも、資産を大きく拡大できたわけです。
それだけ、暴落局面の際に、資金を投入するというのは、資産を拡大するチャンスが大きいんですよね。
ただ、暴落局面で多くの悪材料が出ている中、資産を投入することは非常に難しいです。コロナ禍が発生した直後の株式市場も-20%近く下落しましたが、多くの投資家が資産を回収し株式投資を辞めてしまいました。
たかが、-20%程度の下落ですら、資産の投入をためらった人は、さらにとんでもない暴落局面で資産投入を実行することはできません。
でも、それが普通なんですよ。そういう時は、2017年のように、誰でも儲かるような相場でのみ株式投資をやるのも良いと思いますけどね。もちろん、利益の幅は限られますが、大損はぶっこきませんからね。
暴落局面で投資するのは、将来的に、投資する国、企業が、経済的に拡大することを信じれる人に限られます。
そういう意識を持っている人でないと、減り続ける資産にメンタルが持ちませんからね。
そして、そういう人は、リスクを背負っている分、成功した際には大きな利益を得ることができるわけです。皆さんはどちらの部類に入りますか?
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