リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

<sponsored link>

奨学金が返済できず破産した人の悲劇!大学なんて行く必要ある?

こんにちわ、リョウスケです。

 

私は大卒(五流だけど)なんですけど、今にして思えば大学なんて行かなくて良かったかなあ、って思いますね。

 

私が始めて入社した会社は高卒も採用していたのであまり大卒とか関係なかったですし、そもそも大学で身に付いたスキルなんて皆無です。

 

しかも、大学への入学にはそれなりに資金が必要で、私が通っていた25年前でも年間120万円位かかっていたと思います。

 

学費を払ってくれた親には申し訳ないですが、コストパフオーマンスがすごく悪い投資でしたね。

 

今の親御さんは給料が高度経済成長期の時の親に比べて給料が低いので、子供を大学に通わせるための資金が足りない、という人も多いみたいです。

 

そのために活用されるのが「奨学金制度」です。

この制度を利用すると低金利で資金を借りることが出来るため、奨学金を活用して大学に進学する人も多いです。

 

大学の昼間部に進学している人を例にすると、1992年には22.4%の人が奨学金制度を利用していましたが、2004年には41.1%に増え、2016年には48.9%まで高まっています。

 

つまり、2人に1人が奨学金制度を利用していることになるわけです。

 

現在の奨学金の金利は低い

 

<sponsored link>

 

 

ちなみに、現在の奨学金の利率は非常に低いんですよ。

 

以下は令和元年における貸与利率一覧です。

f:id:ryosuke1123:20190811112850p:plain

 

利率固定方式で0.049%、変動方式で0.002%の利率となっています。

 

大手メガバンクでも定期預金の場合「0.01%」の金利なので、奨学金の変動方式の場合、銀行預金の定期預金よりも低い利回りで借りることが出来るわけですので、いかに奨学金の金利が低いかということがお分かりいただけるかと思います。

 

ただ、マスコミの報道やネットの一部の記事を見ていると「奨学金制度」そのものをサラ金などと同じように扱っていることも多く、悪い制度として報道することもあります。

 

場合によっては返済の必要性はないと煽るような人もいますが、はっきりいってこの制度そのものは「お金が無くても勉強をしたい人」をターゲットにした素晴らしい制度です。

 

奨学金を利用して破産した人達の悲劇

 

<sponsored link>

 

 

とは言え、奨学金の金利がいかに低くても、言い換えると「借金」を背負うことに他なりませんので制度を利用することには注意が必要です。

 

実際、奨学金を支払うことができず自己破産した人は、過去5年で1万5千人もおり、奨学金が元で自己破産してしまうと悲惨な結末になることも多いです。

 

以下は、その一例を抜粋したものです。

 

仙台で保育士をしている美香さん(仮名・29歳)。今年、奨学金600万円(高校・大学)を返す目処が立たなくなり、破産申告を行った。


 子どもが大好きで、保育士になることを夢見てきた美香さん。しかし、高校時代に父親の事業が失敗し、大学進学どころか、日々の生活さえ困窮していった。将来の夢を諦め、自分が働いて家計を支えるしかないと考えていた美香さんに、高校の教師がさとした。

 

 「奨学金を借りれば進学も可能だよ」

 

 美香さんは、夢をあきらめなくてもいいんだ、と知って、奨学金を借りて保育士の資格をとれる大学に進学することを決めた。

 

無事に保育士の資格をとり卒業できた美香さん。しかし、公立の保育園に就職できたが、非正規の枠で雇われたため、月給はおよそ14万円。

 

家賃や光熱費などを支払うと、ほとんど手元には残らない。そこに待ち構えていたのが、月々5万円という奨学金の返済だった。

 

美香さんは奨学金の支払が猶予される制度を使って、支払いを延期していたが、非正規の仕事を続けても年収は一向に上がらず。
 「奨学金を返せる目処が立たない。返したくても、返せない。」
 美香さんは追いつめられていった。


 自己破産をするしかないのか…。しかし破産をすれば、クレジットカードを作ったり、家や車のローンを組んだりすることができなくなる。美香さんは、悩み抜いた末、破産という道を選ぶことにした。29歳の春のことだった。

 

しかし、不幸はこれで終わりではなかった。美香さんが破産をすると、奨学金の連帯保証人となっている父親に、奨学金の支払いを求める請求が移るのだ。


そもそも、奨学金は親の経済力に頼れないから借りるものだ。美香さんの親も失業していた。その親に返済が移れば、破産は避けられない。
 「父親を巻き込むことになるなんて…。」


 美香さんは言葉を失っていた。しかし、それでも終わりにはならない―。父親が破産すれば、いずれ、保証人をしている親戚の叔父へ、請求が届くことになるのだ。

夢を追いかけるために、奨学金まで利用したのに、結局奨学金を支払うことはできず破産し、父親や叔父にまで負の連鎖が続いてしまった事例です。

 

夢を追いかけた末に破産し、周りの人にまで迷惑をかけてしまうなんて本当に気の毒ですね。ただ、それだけ奨学金を借りるということを簡単に考えてはいけないということです。

 

自分だけでなく、周りの人まで不幸にしてしまうわけですからね。

 

今の世の中でも学歴偏重主義が残っていますが、小さい会社で働いてスキルを身につけた後、大企業に就職する道は最近多いですし、会社という組織に頼らずインターネットを使えばお金を稼ぐ道も多様化しています。

 

前述のような「夢がある人」はともかく、多くの人は夢など持っておらず自然の流れに身を任せて生きている人がほとんどなので、そういった人は奨学金など頼らず生きていく道の方が安心だと思いますよ。

 

以下は関連記事です。

www.longamerikastock.com

 

www.longamerikastock.com

 

▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

<sponsored link>