こんにちわ、リョウスケです。
私が子供の頃から少子高齢化が今後ひどくなる、と言われてきましたが、40年近く経った今でも解決どころか、その糸口さえ見つかっていません。
最近になって、政府は異次元の少子化対策とか言いながら対策を検討していますが、アラフィフの私からしてみると、今から対策したところでその成果が出るのはうん十年先のことなので、もはや手遅れです。
となると「俺たちが老人になったころにきちんと年金がもらえるのか?」とか「安心安全に介護を受けることができるのか・」という不安が首をもたげてきます。
現実問題、今働いている現役世代は現在の高齢者のような手厚い老後生活を送ることはできないでしょうね。
抜本的に少子高齢化を解決させるためには、例えば米国のような移民制度を大規模に導入するとかね。
まあ、移民制度は多くの国民が反対するので、無理だと思いますが、要するにそれくらい大きな改革を行わないと少子高齢化を解決させるのは不可能だということです。
<sponsored link>
んで、最近一部のメディアで「社会保険料の負担をさらにアップさせる」、という報道がされたので紹介したいと思います。
、栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・福岡県では値上げになることがわかっています。
とはいえ、先述のとおり40歳から64歳までの方が負担する介護保険料率については全国的に引き上げとなります。
これらは健康保険料に含まれるため、引き下げになる都道府県であっても合計の天引き額はあがることがあります。
健康保険料率の改定は3月からですが、4月納付分からの変更となるため、ほとんどの方は4月の給与にて手取り額が変わることとなります。
この報道が出て、SNS上では政府への批判が相次ぎましたね。
僕は「うん、知ってた。」と思いました。
だって、日本の社会保障制度ってかなりやばい状況ってことはわかってましたからね。
もちろん「ふざけんな、ボケ!」と思いますけどね。
<sponsored link>
実際、年金・介護を始めとした日本の「社会保障制度」はヤバイと言われて久しいですが、本当にヤバイ状況なのでしょうか。
以下は少し前ですが、財務省が発表した社会保障についての資料の一部です。
◆社会保障費推移(年金、医療、福祉など)
上記は日本の社会保障費の推移をグラフで表したものです。
凄い勢いで増えていっていることが分かりますよね。
社会保障費(年金、医療、福祉など)は1990年に47.4兆円だったものが、2018年には121.3兆円に増大しており、なんとたった28年で社会保障費は2.6倍も増えているわけです。
2018年の社会保障費は121.3兆円となっているのですが、さすがにこの金額全てを日本国政府が支払っているわけではありません。
ざっくりとした内訳としては私達が支払っている保険料が70.2兆円となっており、国庫から33.1兆円、地方自治体から13.8兆円となっています。
つまり、121.3兆円のうち約50兆円を政府もしくは地方地自体が捻出しているわけです。ちなみに、2018年の税収は約60兆円でしたので、社会保障費がいかに財政を逼迫しているかお分かりいただけるかと思います。
しかも現在が社会保障費増大のピークというわけではなく、今後少子高齢化が進み人口構造のバランスが崩れていくことが想定されますので、さらに社会保障費は増大していくでしょうね・・・しかも凄い勢いでね。
<sponsored link>
このように、社会保障費は増加を続け、国の財政を逼迫しつづけており、今後は社会保障制度の維持は困難になる可能性も捨てきれません。
考えても見てください。高齢になって働くこともできず、年金も満足に貰えない悲惨な未来を・・・。絶対に嫌ですよね。
では、今を生きる私たちはどうすれば良いのでしょうか。
こんなヤバイ状況だと「どうせ年金なんて貰えないなら、保険料を払わずに貯蓄に回す」なんて考える人もいるかもしれませんが、前述したとおりこれは最低の悪手です。
社会保障費が増大しているからといって、完全に無くなる事は考えにくいですし、そもそも障害者年金などの事を考えると、支払っておく方が絶対に良いです。
そんなことよりも、できるだけ若いうちから資産形成についてしっかりと考えておくべきです。
サラリーマンとしての収入以外にも副業などで収入を増やしたり、節約をすることで出費を抑えたり、資産運用で効率手に資産を増やすなど、様々な手法で資産形成ができますからね。
そして、資産形成することが老後の対策となり、同時に多くの選択肢を選ぶことができるので、余裕のある穏やかな人生を送ることにも繋がります。
はっきり言いますが、今の日本の現状はかなりヤバイです。
まずは、このヤバイ状況をしっかり認識し、対策を考えることから始めてください。
日本人の中には「みんなが等しく貧しい状況になるなら仕方がない。」と割り切っている人も多いですが、それは現在ある程度余裕のある生活をしていて、本当の貧困の苦しさを知らないことと、悲惨な未来の実感が沸かないからでしょう。
結局、何の対策も立てずに悲惨な生活をおくるのはあなた自身ですし、「若い時に行動しておけばよかった」と後悔するのもあなた自身だということを忘れていはいけません。
▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。
<sponsored link>